今、eトコに仮住まいしている元・週末里子(Sくん)が一時保護所に入所する予定だった日に、別の緊急入所を要する事案が起きたため、一時保護所がふさがったとのことで、入所はひとまず延期になりました。
こちらとしては、こども相談センター(児童相談所)に、親の意向に寄りすぎるのではなく、Sくんの声も聴いてもらいたいということで、Sくんも知っている弁護士を代理人として立ち会ってもらって話をしようと待っていました。
結果的には、その日の一時保護所入所はなくなりましたが、Sくんは、もう少し(一週間程度)時間がほしいこと、絶対に家には帰りたくないこと(と、その経緯)、知らない場所の施設には行きたくない、近くがいいこと、などをこども相談センターの職員に伝えることができました。
実はこの日までにもいろいろな人がSくんの話を聴いてくれており、自分の思いを言葉にする練習が徐々にできていたのだと思っています。
そして実際に自分の思いを言葉にすることができたことは、とてもよかったと思っています。
しかし、一時保護入所は延期になっただけで、次にいつ連絡が来るかわからないという宙ぶらりんな状態です。
学校には行かせないという親の意向があって、今のところ行けていません。一時保護委託の可能性の検討もどこまでなされるのかわかりません。一時保護所の後の児童養護施設への入所も、まだ見通しはたっていません。