ＤＶ（ドメスティック・バイオレンス。配偶者や恋人間での暴力行為）を扱ったテレビ番組で、男は、なぜ、感情を言語化できないのか？ という問いが出されていました。
「企業や組織が上下関係のもとで競争的、抑圧的であり、男たちは気を使い、空気を読みながら、感情を押し殺して過ごしています。そのような毎日の中では、一見当たり前のような、自分の感情に気づき、言語化していく、という作業が必要なのです。」といったコメントがなされていました。
電話相談でも、相談者が、事務的な説明はできても、ご本人の気持ちがどうなのかが語られないため、わからない、といったことがあったりもします。
僕自身は、最近、自分のなかで、いろんな辛抱が利かなくなってきていると感じています。感情を押し殺し続けることがばからしくなってきているのかもしれず、この気持ちをどのように言語化していくかが課題になっています。