7月15日に安保法案が強行採決される見通しとなったにもかかわらず、NHKがその日の国会中継を行わない予定としました。
これは、強行採決される「にもかかわらず」ではなく、「そうだからこそ、あえて」中継しないことにしたと考えられます。
NHKに対し、メールにて、安保法案の強行採決が想定されるため、公共放送の責務として、必ず国会中継をするように伝えたところ、下記の回答がありました。
(NHKからの回答)
いつもNHKの番組やニュースをご視聴いただき、ありがとうございます。
また、このたびはご意見をお寄せいただきまして、誠にありがとうございました。本日15日の衆議院特別委員会・安全保障関連法案審議の国会中継についてですが、NHKでは、番組としての国会中継の放送の予定はございません。
ただ、その内容および動きについては、ニュースの放送時間帯に随時、お伝えします。速報として視聴者のみなさまにお伝えすべきと判断した際は、通常のニュースの放送時間帯以外でも特設ニュースを編成します。いただきましたご意見ご要望は、担当に申し伝えます。
お便りありがとうございました。
今後とも、NHKのご支援をお願い申し上げます。NHKふれあいセンター(放送)
本日7月15日、安保法案が衆院特別委で強行採決されました。NHKは予定通り、国会中継を行いませんでした。公共放送としての責務を果たすことはありませんでした。
NHKのガバナンスがこのようなものである以上、もはや、「ご支援」をすることはできないと考えています。