地味だけど大切なこと 〜明石市の罪を犯した人の更生支援〜

 ジャーナリスト・江川紹子さんの記事(yahooニュース!個人)が、地味だけれども大切なことを扱っています。

 「罪を犯した人の更生を支援して、安全でやさしい社会をつくりたい〜明石市の再犯防止の取り組みを聞く」

 兵庫県明石市は、両親の離婚後に子どもが離れて暮らす親との会うための面会交流支援、何らかの事情で戸籍がない無戸籍者への支援、犯罪被害者が受け取るべき賠償金の一部を市が先に立て替え支給するの被害者支援など、独自の施策を次々に推し進めています。

 僕自身は、今の仕事で夫婦間の問題(離婚等)に関わることが多いので、子どものいる夫婦の離婚後の養育支援やそのための協議の支援が進められるのは、とても良いことだと思っています。夫婦としては別れるにせよ、具体的に養育費や面会交流なども含めた養育プランを適切に話し合っておくことは、お互いの納得感を高めるでしょうし、何より子どもにとって価値のあることになります。(但し、高葛藤の夫婦・元夫婦の場合は課題や限界と留意事項があるのですが、ここでは省略します。)

 こういった独自施策を、それほどお金をかけずに、できるところからはじめている明石市
 今度は、罪を犯した人の更生支援をすることが、結果として安全な社会をつくることになるとして、ネットワークをつくるところからはじめています。このネットワークには、検察と、オブザーバーながら、裁判所も入っているところがポイントだそうです。

 そして、今の制度の枠組みでもできるところから少し一歩を踏み出すようなイメージで、どこの自治体でもできるような制度にしようとされています。
 具体的には、記事を読んでみてくださいね。

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