一時保護所の体制の充実について

 平成23年2月10日 厚生労働省 全国児童福祉主管課長会議資料では、「児童相談所の体制強化について」の項目で、以下のように記載しています。(P19)

ウ 一時保護所の体制の充実について
 一時保護所については、虐待相談件数の増加とともに保護人員、保護日数ともに増加傾向にあることから、一時保護中の子どもへの対応の充実のため、
○虐待を受けた児童等への心理的ケアの充実及びアセスメントの強化を図るため、一時保護所に配置する心理職員の常勤化(児童入所施設措置費)や、
学習環境の充実のための教員OBの配置や、トラブルの軽減・即時対応のための警察官OBの配置、外国人対応のための通訳の配置など、一時保護所に入所している児童の状況に応じた協力員の確保の促進(児童虐待・DV対策等統合支援事業)
を図っていただき、一時保護所の環境改善に努めていただきたい。

 一時保護所での教育保障/学習支援については、一定の問題意識があることがわかります。一時保護所入所中は学校教育を受けることができません。それが、最長で2か月(延長もある)続きます。
 在籍校との連携とともに、学習支援の体制が必要です。外部資源を活用する可能性があるのか考えたいと思っています。

コメントを残す