科学としての精神科医療

 加藤忠史 2009『うつ病脳科学幻冬舎新書 読了しました。
 精神科医でもあり、脳科学者でもある著者は、双極性障害躁鬱病)の研究で有名な方です(『双極性障害躁うつ病への対処と治療』ちくま新書)。
 うつ病における環境要因の大きさに留意しつつ、最先端の脳科学による研究状況を報告するとともに、日本における研究を支える国家的な体制整備を提言しています。
 うつ病に関する新たな視点を提供してくれる本です。

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